銃の所持許可を取得しよう ③射撃教習の受講
2.射撃教習の受講申し込み
教習資格認定書が交付されたら射撃教習の受講申し込みをします。射撃教習を行っている最寄りの射撃場に連絡をして射撃教習の予約を行います。
射撃場によってはネットで射撃教習の日程を公表しているところもあるので、事前に調べておいた方が予約がスムーズにになると思います。
また射撃教習で使う銃の弾は自分で購入しなければならないため、予約するときに教習で使う銃の口径を聞いておきましょう。○○番というように教えてもらえると思いますので覚えておきましょう。教習で使う弾の数もこの時確認しておきましょう。
射撃教習にかかる費用もこの段階で確認しておくとよいでしょう。
ここで射撃教習で使う銃の弾を購入するため、銃弾を購入するために必要な「猟銃用火薬類等譲受許可」の申請を行わなければなりません。
猟銃用火薬等譲受許可申請証
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetsuzuki/firearms/form.files/k02.pdf
「火薬類」の「実包」の「名称」の箇所は射撃教習で使う銃の口径を記入し、「数量」は教習で使う弾の数を記入しましょう。
ただ射撃教習は教習後に試験を行うのですが、試験に合格できなければ再度教習を受ける必要があるため、もしものために数量の項目は多めに書いておいてもいいかもしれません。
心配な場合は猟銃用火薬等譲受許可の申請の際に担当の方に数量はどのくらいで申請すればよいか聞いてみましょう。
必要事項を記入して手数料2400円(収入証紙か現金)とともに住所地を管轄する警察署に申請しましょう。
教習で使う弾の購入についてですが、射撃場で弾を購入できる場合は射撃教習当日に猟銃用火薬等譲受許可証を持参して購入します。
射撃場で弾が購入できない場合は事前に購入することになります。僕の場合、警察の方から射撃教習当日に弾を購入して教習で使い切ってきてくださいと言われましたが、家から射撃場まで車で2時間かかり、朝9時からの射撃教習に間に合うように移動することを考えると当日に弾を購入することは現実的でない旨を話すと「前日に弾を購入して鍵のついたロッカーに一日保管し、当日使い切る」というような形で対応してくださいました。
3.射撃教習の受講
教習を受ける際の持ち物は
・教習資格認定書
・(事前に弾を購入する場合)弾
・(当日射撃場で弾を購入する場合)猟銃用火薬等譲受許可証
・受講料 現金で30000円前後
です
受講料は射撃場ごとに多少前後します。射撃教習の予約の際に確認しておきましょう。
教習ではちょっとした座学と実際に銃を使っての教習を行い、最後に銃を使っての試験を行います。
射撃の形式はトラップ射撃とスキート射撃の2種類があり、射撃場によって異なります。どちらもクレーと呼ばれる陶器のお皿が飛んできて、それを打つというものですが、クレーが飛んでくる位置などがそれぞれ異なります。試験は形式によって異なりますが、僕の場合はスキート射撃で、25発撃って3発クレーに当たったら合格でした。
教官の指示をしっかり聞いて教習を受ければ試験もパスできると思います。
4.教習修了証明書の交付
試験に合格すると教習修了証明書が交付されます。有効期限は交付から1年なので有効期限内に所持許可の申請を行いましょう。
5.まとめ・参考URL
以上が射撃教習受講の一連の流れです。
あくまで僕の場合、ですので実際に手続きを行う際は細かいところは異なる可能性もあります。大まかな流れは同じだと思いますがしっかり確認しながら手続きを進めましょう。
内容が内容なだけにボリュームマシマシになってしまいました。じっくり読んで射撃教習に臨んでいただきたいです。
参考URL
警視庁 銃所持許可 申請様式一覧
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetsuzuki/firearms/form.html
環境省 狩猟の魅力まるわかりフォーラム 銃所持までの流れ
https://www.env.go.jp/nature/choju/effort/effort8/pdf/shojikyoka.pdf
電子政府の総合窓口 e-Gov
https://www.e-gov.go.jp/
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